「心身を生きる人間」論プログラム (心身論) の紹介
2025年度ゼミ紹介
とあるゼミの一日。
「チー―――――――ン・・・・」
宮田ゼミは、この「ティンシャ」というベルの透き通るような美しい音色とともにスタートします。

↑これがティンシャです!
金曜3限から17時までが、全体としてのゼミの活動時間になります。
前半は3年生による文献講読。
心理学の基礎知識、データ分析に必要な心理統計・統計ソフトの操作について、各自プレゼン発表します。
発表後は内容に関する質疑応答があり、先生のお力も借りつつ、理解を深めます。
と、ここでリフレッシュタイム。
ズバリ「食べる瞑想」です。
この日は柿ピー瞑想でした。
食べる瞑想とは、「マインドフル・イーティング」とも呼ばれ、「価値判断せずに、食べ物や食事で感じることに意識的に注意を払う」という東洋的な心身観(心身一如)をベースとしたボディワークの一つです。
一人一粒柿ピーを手に取り、口に入れる前に、じーっと観察したり、香りをかいだりしてみます。唾液や心拍の変化など、身体の感覚にも気づくかもしれません…。
次は実際に口に含んで、じっくり感触を感じた後、噛んでみます。
噛めなくなるまで味わったら、ゆっくり飲み込みます。
「食べる瞑想」では、食事や食べ物を通して得られれる心身の状態を、価値判断することなく、あるがままを受け入れ体験する、という姿勢を重視しています。

柿ピーを使った「食べる瞑想」(2025.05.12)
ワーク後の意見交換では、
・普通の柿の種は表面がつるつるで中が空洞だが、今回はごつごつしていて中までもち米がつまっている
・においをかぐ段階で唾液がでるのは条件付けがあるのか?
・いつもより辛くない
・ピーナッツが歯にはさまっていく感覚がわかる
といった、一人一人のユニークな感想が多く聞かれました。
ここで、リフレッシュタイムは一旦おしまい。
頭もスッキリしたところで、ゼミの後半は4年生のゼミ論文の進捗報告です。
生徒一人一人の興味のあるテーマにそって、研究計画の立案から、データの取り方、質問調査の実施手順について、先生からアドバイスを頂きます。
その間は、3年生は秋学期の主な活動となる、グループ研究の準備など、各々で作業する時間になります。
4年生のゼミ論文の報告会が終わると、この日は、なんと…!
宮田先生と3年生によるセッションもありました!
宮田先生は学生の頃から趣味のリコーダーを、3年生の方はギターで、
この日はThe Beatlesの“Yesterday”でした!後半は歌詞付きで素敵な歌声でした。
一見、普通のセッションのようにみえますが、これも心理療法の中の「音楽療法」の体験ワークでもあるんです!

お二人によるセッション (2025.06.20)
一日の疲れ、一週間の疲れを癒してくれるひと時でした。
なんだか、教室全体が心地よい、いい雰囲気になったところで、
「チー―――――――――――ン・・・・」
そうです。例の「ティンシャ」の音で宮田ゼミは締めくくられます。
【基本情報】
2025年度のゼミは、金曜日の4,5限に開講しています。(4時限:15:05~16:45;― 5時限:17:00~18:40)
4年生10名、3年生16名で活動しています(2025年6月時点; 留学中等を除く)。
【ゼミで学べること】
私たちが所属する「心身論ゼミ」は、文化構想学部現代人間論系に設置されている心理学のゼミです。宮田ゼミでは、仏教や禅の「心身一如=心と身体の密接な関わり合い」という心身観をベースとした、マインドフルネス瞑想、ヨガ、武道などの東洋的実践について研究しています。もちろん座学での学習は、グループ研究やゼミ論文の執筆には欠かせませんが、ご紹介したように、「実践を通して得られた体験」によって、さらなる理解へとつなげることも、この宮田ゼミでの学習においてとても重要になります。
さきほど紹介した、「食べる瞑想」や「音楽療法」の実践ワークは、学生の「やってみたい」という小さな興味から始まり、本年度のゼミから実施するようになりました。今ではリフレッシュタイムとして定着しつつあり、先生も親身になって協力して下さいます!!そんな、生徒の興味や疑問、「やってみたい」を、ゼミ全体の学習として気軽に取り入れ、追究することができるゼミとなっております!!
ゼミの内容、雰囲気など、少しでも興味のある方、ゼミ選択で悩んでいる方も、是非オープンゼミにいらしてください!ゼミ生一同お待ちしております!!
【卒業後の進路】
民間、公務員への就職や大学院への進学など、幅広い選択をとることができます。なかには、公認心理師等の資格取得を目指す人もいます。


山伏の長谷川智先生による、修験道のボディワーク実習 (2025.05.23)


初回ゼミでの、リンゴジュースを使った「飲む瞑想」(2025.04.25)
執筆者
宮本 里桜
とあるゼミの一日。
「チー―――――――ン・・・・」
宮田ゼミは、この「ティンシャ」というベルの透き通るような美しい音色とともにスタートします。

↑これがティンシャです!
金曜3限から17時までが、全体としてのゼミの活動時間になります。
前半は3年生による文献講読。
心理学の基礎知識、データ分析に必要な心理統計・統計ソフトの操作について、各自プレゼン発表します。
発表後は内容に関する質疑応答があり、先生のお力も借りつつ、理解を深めます。
と、ここでリフレッシュタイム。
ズバリ「食べる瞑想」です。
この日は柿ピー瞑想でした。
食べる瞑想とは、「マインドフル・イーティング」とも呼ばれ、「価値判断せずに、食べ物や食事で感じることに意識的に注意を払う」という東洋的な心身観(心身一如)をベースとしたボディワークの一つです。
一人一粒柿ピーを手に取り、口に入れる前に、じーっと観察したり、香りをかいだりしてみます。唾液や心拍の変化など、身体の感覚にも気づくかもしれません…。
次は実際に口に含んで、じっくり感触を感じた後、噛んでみます。
噛めなくなるまで味わったら、ゆっくり飲み込みます。
「食べる瞑想」では、食事や食べ物を通して得られれる心身の状態を、価値判断することなく、あるがままを受け入れ体験する、という姿勢を重視しています。

柿ピーを使った「食べる瞑想」(2025.05.12)
ワーク後の意見交換では、
・普通の柿の種は表面がつるつるで中が空洞だが、今回はごつごつしていて中までもち米がつまっている
・においをかぐ段階で唾液がでるのは条件付けがあるのか?
・いつもより辛くない
・ピーナッツが歯にはさまっていく感覚がわかる
といった、一人一人のユニークな感想が多く聞かれました。
ここで、リフレッシュタイムは一旦おしまい。
頭もスッキリしたところで、ゼミの後半は4年生のゼミ論文の進捗報告です。
生徒一人一人の興味のあるテーマにそって、研究計画の立案から、データの取り方、質問調査の実施手順について、先生からアドバイスを頂きます。
その間は、3年生は秋学期の主な活動となる、グループ研究の準備など、各々で作業する時間になります。
4年生のゼミ論文の報告会が終わると、この日は、なんと…!
宮田先生と3年生によるセッションもありました!
宮田先生は学生の頃から趣味のリコーダーを、3年生の方はギターで、
この日はThe Beatlesの“Yesterday”でした!後半は歌詞付きで素敵な歌声でした。
一見、普通のセッションのようにみえますが、これも心理療法の中の「音楽療法」の体験ワークでもあるんです!
お二人によるセッション (2025.06.20)
一日の疲れ、一週間の疲れを癒してくれるひと時でした。
なんだか、教室全体が心地よい、いい雰囲気になったところで、
「チー―――――――――――ン・・・・」
そうです。例の「ティンシャ」の音で宮田ゼミは締めくくられます。
【基本情報】
2025年度のゼミは、金曜日の4,5限に開講しています。(4時限:15:05~16:45;― 5時限:17:00~18:40)
4年生10名、3年生16名で活動しています(2025年6月時点; 留学中等を除く)。
【ゼミで学べること】
私たちが所属する「心身論ゼミ」は、文化構想学部現代人間論系に設置されている心理学のゼミです。宮田ゼミでは、仏教や禅の「心身一如=心と身体の密接な関わり合い」という心身観をベースとした、マインドフルネス瞑想、ヨガ、武道などの東洋的実践について研究しています。もちろん座学での学習は、グループ研究やゼミ論文の執筆には欠かせませんが、ご紹介したように、「実践を通して得られた体験」によって、さらなる理解へとつなげることも、この宮田ゼミでの学習においてとても重要になります。
さきほど紹介した、「食べる瞑想」や「音楽療法」の実践ワークは、学生の「やってみたい」という小さな興味から始まり、本年度のゼミから実施するようになりました。今ではリフレッシュタイムとして定着しつつあり、先生も親身になって協力して下さいます!!そんな、生徒の興味や疑問、「やってみたい」を、ゼミ全体の学習として気軽に取り入れ、追究することができるゼミとなっております!!
ゼミの内容、雰囲気など、少しでも興味のある方、ゼミ選択で悩んでいる方も、是非オープンゼミにいらしてください!ゼミ生一同お待ちしております!!
【卒業後の進路】
民間、公務員への就職や大学院への進学など、幅広い選択をとることができます。なかには、公認心理師等の資格取得を目指す人もいます。



山伏の長谷川智先生による、修験道のボディワーク実習 (2025.05.23)
初回ゼミでの、リンゴジュースを使った「飲む瞑想」(2025.04.25)
執筆者
宮本 里桜
現代人間論系室
開室時間
月-金:12:00~18:00
お問い合わせ
TEL/FAX:
03-5286-3558(内線3382)
メール:
[email protected]
場所
〒162-8644
東京都新宿区戸山1-24-1
早稲田大学 戸山キャンパス
33号館701号室

月-金:12:00~18:00

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