「心身を生きる人間」論プログラム (生命と人格) の紹介

こんにちは!村松ゼミ4年の佐藤颯です!
こちらでは、ゼミの内容や実際の雰囲気、合宿などをご紹介出来ればと思います!

現在、村松ゼミには3年生12名、4年生5名の計17名が在籍しています。男女比はおよそ1:2です。

◎ゼミでは何をする?
基本的には、4限が文献講読、5限には各々が興味を持ったテーマについて扱う時間となっています。

文献講読では、邦訳された論文だけでなく、英語論文を読むこともあります。難しい場合は、じっくりひとつひとつの単語をどう解釈するかというレベルから丁寧に読んでいくので、心配することはありません!分からないことを伝えれば、他のゼミ生が助け舟を出してくれます。

◎ゼミで扱うテーマ
ゼミでは、倫理学の基礎的なことから応用倫理の各分野まで広く扱っています。特に近年では生命倫理・AI倫理・企業倫理などに取り組んでいます。

具体的に、2024年度は先生のご専門である「パーソン論」に取り組みました。

妊娠中絶や安楽死、リビングウィル(事前指示書)といった具体的な問題に触れながら、「ヒトになるのはどこからか?」といった問題から、「人格は社会的な関係の中で形成されている」 という考え方について議論しました。また、自我論も扱い、アウシュビッツを生き延びたフランクルの著作を読み、人間の尊厳や自由意志についてどう捉えるかということについても取り組みました。

今年度(2025年度)は、規範倫理学の三大分野である「功利主義」「義務論」「徳倫理」が、それぞれどういった特徴があり、どこが問題点なのかということについて、基本的なところから理解を深めています。今後は、先生のご専門である徳倫理にフォーカスして取り組む予定です。

◎ゼミの雰囲気
ゼミでは、文献を読み、疑問点について議論する形式を取っているため、にぎやかで活気がある時間が多いです!村松先生は、じっくり丁寧にひとつひとつのテーマについて取り組んでくださるので、置いていかれることはまずありません。疑問や意見を投げかければ、真剣に向き合ってくださいます。たくさん質問すれば、その分たくさん吸収することができます!

懇親会も、不定期で開催しています。村松先生は懇親会でもゼミ生をリードして盛り上げてくださいます。最近では『鬼滅の刃』や『進撃の巨人』をご覧になったようで、懇親会では、そのクオリティの高さについて熱弁を振るってくださいます。また、ゼミ生の日常的な悩みにも真剣にアドバイスをしてくださいます!さまざまな日常の問題について、「思慮」をもって回答してくださることでしょう。

◎合宿について
昨年度の合宿では、軽井沢セミナーハウスにて、ミードの『精神・自我・社会』に取り組みました。普段のゼミのような形式で、より長く時間を取れるので、より深くじっくりと取り組むことができます。

またゼミ以外の時間では、山登りをしたり、BBQをしたりもします!夜には先生も一緒にワードウルフをしたり、しりとりをしたりと大盛り上がり!親睦を深める時間にもなりました!

◎最後に――ゼミ選びに悩んでいる方へ
もし、村松ゼミに興味がある、入ってみようか迷っているという方がいらっしゃれば、私は強くオススメしたいと思います!これだけ自由度高く、倫理や哲学の幅広い分野を学べるゼミはそう多くありません!あらゆる疑問をぶつけることができるゼミです。

少しでも興味をお持ちになられましたら、是非まずは見学にいらしてください!毎週金曜日4~5限、33号館の702教室で行っています。文章では伝わりきらない魅力を体感できるはずです!


【ゼミ紹介写真】









現代人間論系室

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33号館701号室