「多様性を生きる人間」論プログラム(ディスアビィリティと現代)の紹介

 皆さん、こんにちは!岡部耕典先生の「ディスアビリティと現代」ゼミ、通称岡部ゼミについてご紹介します!

◯ゼミでの学び
 皆さんは生きていくなかで、何か「生きづらさ」を感じた経験はありませんか。社会によってやりたいことができなくされている。そう思った経験は誰しもあるのではないでしょうか。岡部ゼミは、そんな社会によってできなくされているディスアビリティ、社会的障壁に焦点をあて、学んでいくゼミです。

 ディスアビリティという言葉は「障害(disability)は個人の属性によって生じるものではなく、社会的に構築されたものである」という“障害の社会モデル”の考え方に基づいたものであるため、障害の研究が中心のゼミなのでは?と思うかもしれません。しかし、ゼミでは、セクシャルマイノリティ、ジェンダー、外国人、家族、貧困、ひきこもりなどなど、色々なテーマを扱います。様々な分野を結びつけることで、自分がどのように関わり向き合っていけるのかを考える手掛かりになるのです。

 現代社会を懐疑し、社会はどう在るべきなのかを考えるとともに、自分の生き方についても見つめ直していける、そんなゼミがディスアビリティと現代ゼミです。


2019 合同ゼミの様子

○ゼミの曜日と時限
 岡部ゼミでは3年生は金曜日の3限、4年生は4限の時間に33-702教室にて授業を行っています。また、学期中に数回ある合同ゼミでは両学年とも3、4限を通して学んでいます。

○ゼミの活動と雰囲気
 3年生は毎週数冊ずつ文献講読を行います。週ごとに担当者がレジュメを作った上で議題を提示します。さらに夏休み以降は個人でテーマを設定し自由研究も行います。4年生はゼミ論執筆に向けて報告会をします。また、合同ゼミではゲストスピーカーをお招きし、3、4年生が一緒になって議論を進めます。その日の授業内容について思ったこと、考えたことを数人の班に分けて議論し、授業後には議論を基に各自がコースナビの投稿機能を用いて考えたこと、感じたこと等を投稿します。
 学問の性質上、一つの答えを追い求めるようなものではなく個々人が独自の視点で議論を行うことが多いです。難しい内容であっても岡部先生がサポートしてくれるので自分だけ置いていかれる心配もありません。
 学期末の懇親会では食事会やゲームをして親睦を深めます。さらに、夏休みにはゼミ合宿を行います。今年は軽井沢のセミナーハウスに2泊3日で実施する予定です。3年生はそこで自由研究の発表をします。もちろんバーベキューなど、イベントも盛りだくさんです。


2018年学期末懇親会の様子

○最後に
 岡部ゼミはみんなで仲良く学び、遊ぶことができるアットホームなゼミです。もっと岡部ゼミについて知りたいという方は金曜3、4限に33-702教室にお気軽にお越しください。ゼミ生一同お待ちしています!


集合写真




現代人間論系室

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月-金:12:00~18:00

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33号館701号室